指導方針

大崎の道

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大崎サッカークラブ　代表　　
横浜サッカー協会　専務理事　
鈴木　栄一

誰にでもできることで勝負するサッカー

◆努力してもどうにもできない要素

 （生まれ持ったもの）

１    スピード

２    身　長

３    肉体的な強さ

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恵まれた肉体を持っている選手は、

その段階で大きな財産を、

持っていることになります。

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それをもっている選手は

その財産を生かすすべを考えることで、

レベルアップができるはずです。

では、財産がない選手はどうするか？

何で勝負するのか？

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◆努力しだいで身に付けられる要素

１    サッカーを考える力・状況を見抜く力

・予測して動き出す

・状況に応じたポジショニング

・視野を確保し状況を判断する力　など

２    ボールコントロール

・ファーストタッチ

・正確なキックとヘディング　など

３    スタミナ

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こうした要素は、

日々トレーニングの狙いを理解し、

「やろう」とすれば、

誰にでもクリアーできる要素です。

（もちろん、うまくなる時間に個人差はあるが）

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◆そうして身に付けた要素を生かすサッカー 
 （何にこだわるか）

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＊ボールポゼッション

 （ボールを失くさない）

    ⇒　攻撃面

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＊プレッシング

 （相手の自由を奪い、良さを消す）

   ⇒　守備面

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「攻撃は最大の防御なり」と言います。

サッカーというスポーツは、

ボールを持っているチームが攻撃、

持っていないチームが守備です。

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だから、ボールを持つ時間を長くして

（失くさないようにして）

攻撃する時間を長くすれば、

それだけ守備の負担は減らせます。

ボールを失くす攻撃（確率の低い攻撃）をし、

ボールを奪った相手にフィジカル勝負

（ロングボールから走力を生かした攻撃）に

持ち込まれる回数が増えれば、

守備陣は持ちこたえられないでしょう。

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＊浮球は１００％マイボールにはならない。

　コントロールにも時間がかかる。

　しかしグラウンダーであれば、

　マイボールにできる確立は高い。

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＊優れた選手でも、コントロールした段階で

　プレッシャーを受ければ、ミスも出るし、

　自由にプレーできない。

　さらに２人・３人に囲まれれば‥‥‥

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＊相手ボールを速く奪い返す

　（プレッシング）ことで、

　相手の攻撃の機会を減らし

　最終ラインの負担を減らす。

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＊マイボールを全員で守る意識

　（サポートを繰り返す）

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＊セカンドボールを拾いつづけることで、

　ボールの支配率は上がる。

　奪われると苦しくなる。

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◆矛盾するようだが、

　最後に得点を生むのは

　相手の裏へのランニング。

　効果的に攻撃を繰り出せるように

　マイボールを大事にしたい

（ダイレクトプレーを意識したポゼッションがたいせつ！）。

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☆これが、フィジカルが（全員が）強くない大崎が生きる道

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「一生サッカーを楽しむそのベース」

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